2009年10月 9日 (金)

B02 「福祉と財政の両立」ディスカッション

第9回検討会「福祉と財政の両立」

日本は巨額の財政赤字があります。
いっぽう少子高齢化する社会の中で、福祉費用は増大していきます。 
 
近年生まれてくる子どもたちが成人して社会にでていく2030年、
彼らに対する子育て支援、教育改革なくしては明るい社会は望めません。
  
福祉を充実させながら財政的にも安心できる世の中をつくっていくことが
可能なのか? 生活者としてどうすれば良いかを一緒に考えたいと思います。
 
10月3日 第9回検討会のレポートをご覧ください。

<p><p><p><p><p><p>スライド 3</p></p></p></p></p></p>
また、検討の前提となるプレゼンテーションもご覧ください。
 
 プレゼンテーション
 「財政赤字のどこが問題なのか?」  濱田秀明氏   財務省
 「子ども家族政策の問題点と解決策」 赤尾美也子氏 (株)ママジョブ
<p><p><p><p><p><p>スライド 3</p></p></p></p></p></p> 「福祉と財政の両立検討の視点」     中山弘氏2030ビジョンPRJ
<p><p><p><p><p><p>スライド 3</p></p></p></p></p></p>
<p><p><p><p><p><p>スライド 3</p></p></p></p></p></p> 
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以下が検討会のメーンであるグループディスカッション結果です。
■■ グループディスカッション ■■

≪テーマ案≫ 
 ◎日本の財政赤字は問題か?問題だとしたらどう解決するか? 
 ◎出産、子育て、扶養手当など、家族政策をどうするか? 
 ◎限られた財源のなかで福祉をどう充実させるか?
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グループ① 中山[ファシリ] 濱田 柴田 住本 東こう 大和 (敬称略) 
テーマ
「日本の財政赤字をどう捉えるか? 
 どうやって解決するか?」
1.財政赤字に対する疑問点
 
 ●民間だったら借金を減らすのが当たり前なのに
  なぜ国の借金は減らそうとしないのか?
  (GDPは世界第二位なのになぜ借金が増えるの?)
 
  ・自分の借金という感覚がなく、皆ひとごとだから
  ・金融資産が上回っているからデフォルトはないという甘え
 
 ・自民党が票を確保するために、票田に金を注入するために、
    見せかけの支出を続けた。
  ・そもそも財政規律がない。守ろうとする意識が弱い。
 
   ・いずれ経済が成長して借金が返せるという願望
   ・・・民間人が自己破綻に至るのと同じ感覚

 
 
 ●そもそも国債は安全なのか?
 
  ・国内の保有率が9割以上で、海外保有が少ないから
   一気にデフォルトになるリスクは少ない。
   (アルゼンチンがデフォルトに陥った時の債務の
    GDP比率は約60%だったが、ほとんどが海外保有)
 
  ・長期的には、国内金融資産が減少し、リスクは増える
   ~ 高齢者の資産が減って行く
   ~ 近年の債券価値低下で、正味は1500兆円では
     なくなっている。
 
  ・日本市場に対する不安(大不況、天災など)で海外が
   金を引き上げるとリスクは増えるかもしれない
 
 ●財政赤字は減らすべきなのか?
 
  ・債務比率が200%を超えても、金融資産とバランス
   していれば良いと思う。 
   →日本が新しいモデルを作るという考え方もある
 
  ・債務比率が 200%を超えても良いとは思えない。
   →リスクに対して脆弱
   →将来的にGDPが増えない社会になったら
     300~400% とかになり、耐えられないのでは?
 
  ・膨大な利子を払い続けるのはおかしいので、
   GDP比率で100%レベルに下げるべきだと思う。
   →高齢者の資産に対する課税も含めて返済策を考える
 
  ・そもそもGDPは伸びるのか?
  ・子どもを増やすことが経済成長に繋がる


2.財政赤字の解決策?
 
 二つの意見に分かれました。

1案 やはり経済成長が必要だ
    ・経済成長しないと借金を返すことはできない。
  ・今の生活水準を維持するには成長が必要だ
  ・資源のない日本が食料、エネルギーなどを輸入するにも、
   金がいる
  ・何らかの付加価値を生まないと国が回らない
 
  ※日本の最低賃金が上がると企業が海外に流出し、
    日本がダメになるので、賃金は上げるべきではない。
 
 2案  経済成長しなくても、持続可能な社会を目指す
  ・浪費をなくして支出と収入のバランスをとる
  ・人びとが支え合って、価値を産むような社会をつくる
  ・経済にフォーカスするとおかしくなる
   →“にフォーカスすることが大切
  ・人を活かせば、どんどんアウトプットが増える
  ・長く働けば良いのではない。 
    時間を短縮して気持ち良く働けることが大切である。
  ・人を幸せにできない社会は永続できない。
  ・“経済”というものの発想を変える必要がある。
 
   ※企業再生もまったく同じことが言える

継続した議論が必要ですね。
 
 
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グループ② 菊地[ファシリ] 赤尾 河内 西山 福田 (敬称略) 
 
テーマ
  「家族政策をチェンジ!!
   活き活きとした社会づくり」
 ~子育てを中心に~」
 
≪現状の問題≫
 
●子育てや職場復帰の難しさ
 ・自分たちの枠をつくりがち (ママ vs ママ以外)
 ・立場が変わると交われない
 ・子育て経験を共有し難い (ママ同志)
 ・専門職だった人も一般職への復帰しかできない
 ・派遣社員が正社員になれない 
 
 ・男性の価値観に支配されて変われない面もある
 ・成功モデル(ロールモデル)がなく目指す姿が見えない
 
●制度的な問題
 ・制度だけあっても運用されない
 ・子育て手当て→場当たりで目的が違う
 ・再分化し過ぎている
   ⇒もっとフラットにすべき
 ・多様な選択肢がない
 
●情報の問題
 ・行政の努力不足で情報が伝わらない
 ・保育園以外の認知が低い
 ・マスコミがネガティブ情報を好んで流す
 
 
≪現状まとめ≫ 
働くママの現状は決して良いものではありません。
時代とともに社会のシステムや価値観が大きく変わりました。
しかし制度がそれについてきていない。
施策が遅れている、あるいは情報が必要とする人に届いてないのです。
制度があっても使えない制度であったり、形だけのものであったり
ここを変えていかないといけません。----------------------------------------
≪ビジョン≫
 
 ●多様な働き方、生き方が認められる
 ●何度でもチャレンジができる
 ●自分なりのワークライフバランスを実現できる
   ・・・成熟した社会をつくる
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≪具体策≫
 
 コミュニティを拡げていく
  ・ママだけのコミュニティ
  ・ママを繋ぐママでない社会
  ・地域コミュニティを確立する
 
●多様な働き方を実現する
  ・会社に行かなくても良い働き方
  ・個人を全て法人化する
  ・仕事をするときも企業対個人ではなく
   企業対企業としてしっかり契約し時間や労働内容を考える。
  ・雇われるのではなく 平等のパートナーとして
   ワークとライフのバランスは自分で決める。

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グループ③ メンバー 蔭木[ファシリ] 中野 倉橋 森山 (敬称略)
テーマ 
「福祉と財政が両立する国の姿」

≪解決策の検討≫
 
●日本の企業体質の改善
 ・オランダの短時間正社員
 ・ワークライフバランス
 
●老人の社会進出
 

●主婦の社会進出
  ・選択肢の拡大


●小さな政府による福祉政策
 ・声なき声を政治に反映する
 
●老人施設の質重視
 ・ハコモノ主義からの脱却

●社会の子育て力不足解消
 ・育児休暇が常態的に取れるシステムつくり

●価値観、優先順位を変える
 
・・・などなど

≪提案≫
 
問題点はいろいろあるが、一つひとつ解決して言っても
キリがない。
 
⇒国の強みを明確化した上で、
  目指すべき方向性を明示することが基本だ!
 
「超少子高齢化社会の
 先進的なトップモデルになること!!」
=ゆとりあるライフスタイルを実現できる国=
 
 ✔ 一つの目標に向かって前向きに一丸となって
   取り組むことで、いろんな問題が解決できる。

↓よく纏まっているので、ニュアンスを残すため 模造紙のまま掲載しました。

Photo_2

 
 ※ いろんな意見を持ち寄って、チームワーク良く考えることが
   アウトプットに繋がる。
 
===============================================
 
Q.経済成長を目指すのか、福祉で立国するのか?
 
A.結果として経済が成長することはあるかもしれないが、
  目指すわけではない。
 
  国の方向性が定まっていれば、税を払うにしても
  納得性がある。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 
第9回の結論
 
◎「我々の国が目指す姿」と「経済の全体像」
  を明らかにすることが大切である。
 
⇒これを、第11回検討会(10月末)のテーマとして
  さらに検討を深める。
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2009年10月 7日 (水)

B02 「財政赤字のどこが問題なのか?」

<p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p>スライド 3</p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p>
第9回検討会「福祉と財政の両立」
 
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プレゼンテーション
 
 財政赤字のどこが問題なのか?」 
      濱田秀明氏 (財務省)

≪プレゼン要約≫

 ✔日本の財政事情:
   ・ご存知の通り、「歳出>>歳入」で、ワニグチカーブで赤字が増え、
     GDP比率は170%超。
 
  ・主要先進国では最悪。 EUには加盟できないレベル
 

2

3

4

-----------------------------------------------------

6

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 財政赤字の原因って何?
   ・バブル崩壊後の経済成長を保つために、国費を投入して支えた。
    いわば「ガラスの経済成長」 
   ・支出で増え続けているののは社会保障費用


7

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 ✔社会保障費用を、小泉改革のもとで減額をしたが、
  それでも年間1兆円ずつ増えている。
  今後も増加していくが、負担する人の割合は減少していく。

10

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✔福祉支出で年間 3000億円を削減しても
   社会保障関係費は 年間 1兆円ずつ増えてきた!!

11

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12



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 ✔ 政府が「破産」するって本当にありえる?
   ・国債買入れの95%は国内資金だから、デフォルトは簡単には起きない

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✔ しかし国内の貯蓄も今後取り崩されていくので、いずれ資金が不足する

14

15

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✔海外の投資家に国債を買ってもらいたいが、買うかどうかは保証できない

16

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★「財政規律の考え方をきちんと持ち、リスクへのタフネス
  がある
新しい社会システムを作る必要がある。」

17



 プレゼン資料抜粋「財政赤字の現状と課題」

<p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p>スライド 3</p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p>
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B02 「子ども家族政策の問題点と解決策」

第9回検討会「福祉と財政の両立」

プレゼンテーション


 「子ども家族政策の問題点と解決策」  
   赤尾美也子氏 (株)ママジョブ広報
 
≪プレゼン要旨≫
 ✔ 少子化の現状と課題
  ・日本では少子化が進んでいる  出生率 1.3レベルで推移

1

 -----------------------------------------------------
 ・人口が減ると働き手が減り、日本経済が縮小する

2_2

-----------------------------------------------------
 女性の結婚と労働
  ・女性の労働力率は上がってきていると云われている
  ・しかし結婚する女性の減少が労働力率上昇の要因・・・

4_2

 -----------------------------------------------------
 出産と仕事の両立
  ・約7割の女性が出産を機に仕事を辞める社会
  ・有休+αがないと難しい

5

6_2

 -----------------------------------------------------
 ✔ 子育てママのワークスタイル
  ・ワークスタイルの選択に女性としての人生の価値観が反映される

7_2

9

 -----------------------------------------------------
   ・ママが「働く」のは社会との繋がり
    「私=個」のアイデンティティの追及
  ・仕事先は、住んでいる「エリア」近隣
  ・それぞれの就業体系にあった育児サポートが必要

10_2

 -----------------------------------------------------
 ✔ 日本の社会福祉の課題と解決策
  ・日本の家族給付は、フランスに比べて圧倒的に低い
  ・子どもを「産む」「育てる」ことに対する支援策の強化がマスト

11_3


12_2

-----------------------------------------------------

13_2

-----------------------------------------------------
★纏め
 「主婦が働けば日本が変わる
  ・ママの働くが、もっと自由で楽しいものになれば
    日本の子育ては変わる。
  ・働きたい主婦が働ける社会にすることが、
    日本の将来にとって大切。

14_2

-----------------------------------------------------
⇒ プレゼン資料 「子ども家族政策の問題点と解決策」
 
≪参考≫  (株)ママ・ジョブ ホームページ

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Photo_2



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2009年10月 6日 (火)

B02 「福祉と財政の両立」検討の視点

<p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p>スライド 4</p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p>

第9回検討会「福祉と財政の両立」
グループディスカッション検討の視点

<p><p><p><p><p><p><p><p>スライド 4</p></p></p></p></p></p></p></p>
≪テーマ案≫
 ◎日本の財政赤字は問題か?問題だとしたらどう解決するか? 
 ◎出産、子育て、扶養手当など、家族政策をどうするか?
 ◎限られた財源のなかで福祉をどう充実させるか?

-------------------------------------------------

<p><p><p><p><p><p><p><p>スライド 4</p></p></p></p></p></p></p></p>
★ディスカッションに入る前の視点の提供
 
 財政赤字の総額を減らすべき
 ・毎年の利払いを減らすのが自然ではないか?

3

 
  ⇒ ゆえに、常識的には元本を減らすべきではないか?

4

2009年の利払いは9.5兆円ですが、
2020年にの利払いは 16兆円に増加する見込み
⇒インフレすれば国債の相対価値が下がるという意見が良くあるが
 最近は利子連動国債もあり、利払いも同時に増加する。

将来的の大きく国家財政の重荷になるのので、
早いうちに、債務を減らすのが本筋である、

-----------------------------------------------------

5

 
 ・金融資産が 借金の2倍あるなら、金融資産で借金を減らすのが、
  普通の考え方ではないか?
   そもそも単年度の財政を税で賄っていれば借金は
   増えなかったはず。
   逆に言うと、徴税しなかったから、貯蓄が増えたとも言える。
    
  高齢者の金融資産は2000万円。
  17%は4000万円以上の金融資産を持っている。
  (6割が年金だけで暮らしていて、たいへんという面もあり、
   高齢者の世代内格差はとても大きい)
 
   ゆえに、大金持ちに協力いただくのが自然ではないか?

6    8

  

-------------------------------- -------------------------------

 9

 

=============================================

 家族関係政府支出
 ・日本の家族関係支出は少なすぎる
  → ヨーロッパ水準で考えれば、+10兆円でもよいぐらいである。
 
 ・現金支給もさることながら、現物支給が重要である
  → 保育の無料化、待機児童ゼロ化など、誰でも恩恵が受けられる
    仕組みの充実をすべきである。

11

12

--------------------------------
 
 労働時間の短縮
 ・日本の労働時間は長すぎるし、働き過ぎ。
  →労働時間を1600時間に、 
  定休日、残業なし日をきちんと定めて
    ワークライフバランスを確立すべきである。

13

14

15


=================================
 
 高齢者福祉施策の費用
 ・高齢化の進行により、医療、介護、年金、いずれの金額も増える
 ・負担論ばかりが先行し、これが悪という捉え方がされている
 ⇒医療・介護は雇用の創出という見方もできる。
     ・・・すなわち、三次産業のGDPを押し上げる要素である
 ⇒年金は、使われれば社会に還元される金であり、
    貯蓄に回って埋もれない仕組みを考えたほうが良い 
    (高齢者の安心感を高めることが同時に必要であるが)

17

 
------------------------------------------
 社会にシニアパワーを活かす
 ・シニアの財力と知力を社会に活かせる仕組みが欲しい
  →コミュニティーにシニアが出てくれば、若者も助かる
  →生きがい場があれば、老化も防げ医療費も下がる
  →地域も活性化する
 

18

19

<p><p><p><p><p><p><p><p>スライド 4</p></p></p></p></p></p></p></p>

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2009年9月10日 (木)

B01 世代間格差 検討会ディスカッション

<p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p>スライド 1</p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p>
第6回検討会(9月5日)の質疑、ディスカッションのメモです。
⇒これも踏まえて、このブログ上で意見交換を継続しましょう。

⇒ 小林さんのプレゼン資料


■小林さんのプレゼンへのコメント
 
○若者がもっと自らの意見を言っていかないと格差をなくすのは難しいのではないか?
 ⇒・ 若者は25%しかいないから、政治家は年寄の票が取れる政策を考える。
  ・2050年には14%でマイノリティとなる。
    若い人が全員投票しても追い付かないから数だけでは厳しい
 
○財政の健全化への取り組みをきちんとやるべきではないか?
 ⇒・一般会計では歳入ー歳出の差が広がっている。
  ・年金は特別会計だから「ワニの口」には出てこない。
    ~賦課方式を変えれば解決の方向に向かう
  ・財政の問題は、税制等で解決できる部分もあるので、別な論議がいる。
 
○経済の成長を前提としないシナリオをきちんと描くべきだと思う。
  ・「経済成長なくして財政再建なし」という考えは甘い。
○高齢者の資産をもっと活用できないのか
 ⇒年金や医療の暗黙の債務もあるので、それだけで十分とも言えない。
 
○国債(財政赤字)は問題ないと考えているが、どうだろうか?
 ・そもそも返す必要がないのでは?
 ・GDPが上がれば債務比率は下がる
 ・純債務は40%ぐらいしかないから問題ないのでは
=================================

<p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p>スライド 2</p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p>
 受益と負担の差をどう減らすか
 
グループディスカッション提案
 
 公的年金は賦課方式→個人勘定の積立方式に
 ・年金制度の一元化
 ・定率保険料の所得比例年金化
  (みなし確定拠出)
 年金給付におけるスライド調整の実施
 医療・介護でも積立方式とする
●公的年金を横世代で負担し合う方法はないのか?
 
コメント
医療・介護を積立方式にすると積み立ててない人が
  受けられない事態がおきる。
  ・ゆえに、税で賄うべきではないか?
  ・財源は累進課税等で高額所得者からいただく
<p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p>スライド 3</p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p>

----------------------------------

 将来へのツケ回し(財政赤字)をどう解決するか
 
 官の甘えの構造を正すべきである
 ・当事者意識が希薄なまま予算を組んでいる。
   ~予算が余ると使い切ろうとする
   ~赤字だったら歳出を減らすのは当たり前
  ・予算が単年度で組まれるので、財政赤字が減っていかない
   ~予算評価方式の改革
  ・特別会計の一般会計取り込みによる透明性アップ
 
 不良会社を立て直すのと同じことをすべきだ
 ・公務員減らす 議員を減らす
 優良資産売却・債務削減
 ・国有資産売却 (官舎、東大)
 ・借金の元本部分塩漬け (ex国鉄清算事業団)
 ムダ撲滅・透明化
 ・税の使い道の抜本的見直し
 ・費用便益分析の透明化
 ・不良資産の売却
 ・債務の削減
 
●民間ボランティアの積極活用
 ・教師のボランティア化
 ・議員のボランティア化
●民間での助け合いで社会保障を減らす
 ・年金削減→皆で助け合う
 ・医療介護、子育て →皆で支え合う
 ・シニアが活動し、健康を維持する
 
●ポジティブ思考で乗り切る
 ・日本の将来に明るいイメージを持つ
 ・心理経済学による個人消費刺激
  (ex. 住居建て替え減税
      リバースモゲージ 免税債発行)
 経済成長によって赤字を減らす
 ・国産国消で内需拡大
 ・働き手を増やす ⇒税金を払う人を増やす
 ・国民がお金を使う
 
 ・0~23歳の子供を養っている親の可処分所得を上げる
<p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p>スライド 3</p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p>


※参考意見
 ・ 国債を買っている93%は日本人
  ⇒だから財政破綻(デフォルト)のリスクはない
  インフレもおきない。
<p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p>スライド 4</p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p>
<p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p>スライド 4</p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p>

<p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p>スライド 4</p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p>
---------------------------

 社会保障をどうするか?
 
●目指す姿
 ・社会全員が関わって保障する仕組み
 ・未来を安心して生きられる
 
●根本原因 
 ・将来が見えないから不安がある
 ・このままでは夢が持てない社会になってしまう
 ・負のスパイラル
   ~資源枯渇の不安
   ~右肩上がりは期待できない社会
 
●新しい価値観と仕組みを作る
 ・マイナスをプラスに変える
 ・高齢者が自らお金を使いたくなる仕組み
 ・未来に投資をする仕組み
 
●子育て
 ・高齢者が子育てを支える
 ・若い人の力を=技術
 
●福祉・介護
 ・高齢者も支える人、働く人に
 ・高齢者の住居を活かす

<p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p>スライド 4</p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p>
●医療
 ・高齢者を65歳→70歳に引き上げる
 ・予防医学を活かす
 ・70歳生涯現役(PCも使える)
 
<p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p>スライド 4</p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p>
●教育が最優先課題
 ・教育が価値観を変える
 ・チャレンジできる=失敗しても大丈夫
 
 ・自分でものを考える
 ・自分で課題を見つけ解決できる
 
 ・教育改革が必要
 ・子どもが学びたくなる仕組み
 
●社会に出て活きるような価値観とスキル
 ・何のために学ぶかを明確にすること
 ・詰め込みに意味があるかないか
 ・企業が有名大学卒を求めるところに問題がある
 ・社会全体が教育に対する認識を変えることが必要

3gr

③グループのプレゼン資料 良く纏まってます (^o^)丿

-----------------------------------------------
 雇用と給与の不公平感をどう解消するか
 
●同一労働同一賃金は当然
 ・年齢とは無関係
 ・派遣法も本来、専門性のある人間だけが派遣をやっていれば問題なかった
 ・非正規と正規との間を容易に移動できるようになる
 
●社会保障
 ・給与以外の保障(育児他)を企業がきちんとやっていれば良かった
 ・努力目標とせずに、義務化すべきだ。
 
 
●ワークシェアリングの導入
 ・基本的に単純労働はワークシェアリングに向いている
 ・マニュアル化できる業務は仕事を分け合うことで雇用機会を増やせる
 ・付加価値の少ない仕事をワークシェアリングすべき
 
●官と民との不公平感是正
 =公務員の働き方を見直すべきだと思う。
   サラリーシェアリング
 
 ・働きの悪い人間が余っているが、解雇されない 
 ・地方公務員を減らして財政赤字を解消
 ・デスクワークをやっている公務員に福祉の実務をやってもらう
 
 ・企画領域の仕事の効率アップ
 ・紙ばかり作っているが、紙より実務をしたほうが良い。
 
 ・地方公務員は給与を減らしているのだから、
  国家公務員も財政赤字なのだから減らすべき。
 
 ・民間でやっていることは公務員にも適用すべき


----------------------------------------------

というような議論がありましたが、
ご意見をいただきたいと思います。

よろしくお願いします。


 
 
 
 
 

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2009年9月 9日 (水)

B1 世代間格差の現状と課題①

<p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p>スライド 9</p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p>
<p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p>スライド 9</p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p>
世代間格差の現状と課題を知るために、まず資料をご覧ください。

「20090905.pdf」をダウンロード

これは2009年9月5日、“2030ビジョン第6回検討会で、NPO法人Rights副代表小林庸平さんがプレゼンしたものです。
 
彼は、8月に「ワカモノ・マニフェスト」を提案した委員会のメンバーです。
提案内容は下記ページをご覧ください。
--------------------------------------------------------------------
では、次に代表的なデータを一緒に見て行きましょう。

■まず、世代別の受益と
負担の関係です。

2_2

<p><p><p><p><p><p><p><p><p><p>スライド 14</p></p></p></p></p></p></p></p></p></p>
出典: 小林庸平氏 「世代間格差の現状と課題」資料
1940年生まれは生涯の[受益ー負担]がプラス4850万円、
いっぽう、2005年生まれの人は マイナス 3450万円。
差し引きで、約8000万円の差が生じるということになります。

この差の主なものは年金でこの図ではブルーで表示されています。
これまでの”賦課方式”、つまり高齢者の給付額を現役世代が負担する方式ですと、この図式になります。
20世紀のように高齢者が少なく若い労働人口が多かった時にはうまく行った方式ですが、21世紀の高齢社会に対応できる仕組みではありません。

⇒年金の方式を「賦課方式」から「基礎年金+所得比例年金」に仕組みを変えることで、この世代間格差はかなり小さくできます。

<p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p>スライド 10</p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p> ところで、受益と負担の関係は、上述のように制度設計や、経済成長率、金利の設定によっても変化してきます。その意味では前提条件をしっかりと押さえておくことも大切です。
ちなみに、2009年6月の厚生労働省データは以下になります。

4

[受益ー負担]は制度によって変わるものであり、
”損得”ではなく、互いの“納得”が大切です。


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<p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p>スライド 10</p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p>
■賃金体系の問題
 
日本は、勤続年数に応じて給与が上がる(イワユル年功序列賃金)を採用してきました。
下のグラフのように、勤続年数に応じて給与が上がります。
給与が職業能力や実績と必ずしも一致しているわけではなく、若者の不公平感の元となっています。

2

<p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p>スライド 11</p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p>
------------------------------------
ところでブルーカラーについては、日本だけが年功給に見えますが、
ホワイトカラーで比較すると、フランス、イタリアでは日本と同様な年功賃金が傾向があります。
出典:社会実情データ図録(データは若干古く1995年頃)

<p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p>スライド 11</p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p>
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/3330.html

Photo

※ このようにデータというのは、多様な見方が必要です。ただ、このデータにしても最新のものではないので、本当のところはもっと調べてみないと分かりません。

<p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p>スライド 11</p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p>
----------------------------------------------
日本で、年功序列制度が長らく成立してきた理由としては、
1) 組織単位の作業が中心で成果主義を採用しにくかったこと、
2) 年少者は年長者に従うべ
きという儒教的 な考え方が強かった
ことが挙げられます。

●その長所としては
 ① 組織へのロイヤルティ(忠誠心)が高まる
 ② 組織の和を保ちやすい
 ③ 子の成長、住宅取得など、家庭の成長とリンクして収入増
 ④ 賃金の査定が容易
 ⑤ 一つの仕事を長く続けるので、スキルが向上しノウハウが蓄積される

●いっぽう短所としては
 ① 事なかれ主義 = リスクをとらず努力もしない
 ② 人材配置の硬直化
 ③ 能力とは無関係に給与が定まる
 ④ 若年層が不公平感を感じ人材流出
 ⑤ 年功序列の賃金モデルを維持するため天下りが発生
  など
<p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p>スライド 11</p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p>
<p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p>スライド 11</p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p>

ただし、このモデルが成立するためには、
 ① 経済が右肩上がりであること
 ② 労働力人口が増え続けること
が必要であり、20世紀の高度成長期には成り立ったが、21世紀の少子化人口減少の時代への適合は難しいとも言えます。
 
まして、産業構造が変革し、企業の存続すら危うくなるこれからの時代に、終身雇用という概念は次第に影をひそめ、年功序列賃金も減って行くと考えられます。

Nensa11

<p><p><p><p><p>スライド 23</p></p></p></p></p> 

出典: ブログ「独り言」 格差社会(1):データからみる格差
http://www.geocities.jp/yamamrhr/ProIKE0911-33.html 
上の図のように、大卒55歳の賃金倍率は1990→2004の14年間で
520%→380%へと26%下がっていますが、2030年頃には250%程度になるのではないでしょうか?


⇒つまり、年功序列に依存するのではなく、その人の能力と努力に応じた賃金体系となるように思います。その時に今のような学歴による格差もなくなるのではないでしょうか?

皆さんは、世代間格差の現状と将来をどう思われますか?

この続きは 次のページをご覧ください。

 ⇒ 世代間格差の現状と課題②


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2009年9月 8日 (火)

B1 世代間格差の現状と課題②

<p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p>スライド 13</p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p>
続いて、「資金」軸での世代間格差を考えてみましょう。
 

■高齢者は多くの金融資産を保有しているが負債は少なく、資金面ではユトリがあると言えます。

Photo


<p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p>スライド 13</p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p>
出典:社会保障国民会議 資料

<p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p>スライド 13</p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p>60歳以上では、[貯蓄ー負債]が プラス 約2000万円の黒字、
30歳未満、30~39歳ではいずれもマイナスで赤字です。

<p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p>スライド 13</p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p>
また、年間収入は60歳以上のシニア世代30~39歳の子育て世代とで、あまり差がありません。
⇒「シニア世代は金も時間も余裕があって優雅に暮らしているけど、不公平ではないか。」という若者世代の意見が生まれるゆえんです。

ただし、すべてのシニア世代が裕福なわけではありません。

<p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p>スライド 13</p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p>
公的年金や恩給だけに頼って生活している世帯が6割以上です。

9

<p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p>スライド 13</p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p>
出典:平成21年度版 高齢社会白書
http://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2009/zenbun/pdf/1s2s_2.pdf
<p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p>スライド 14</p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p>

----------------------------------------------------
高齢者の家計も苦しいという世帯が
 26%、 赤字でたいへんという世帯が4割です。ただし、ゆとりがあるが1割、まったく赤字にならない世帯が26%います。

Photo_3


<p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p>スライド 14</p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p>
<p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p>スライド 14</p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p>--------------------------------------------------------
また、高齢者の貯蓄額も世帯により大きく異なり、下の図の左側のように
貯蓄が1000万円以下の世帯が35%あります。
1000~2000万円の世帯が22%ですが、老後の医療や介護への備えという点ではまったく余裕がないのが実情です。
 ⇒この老後への不安を無くすことが必要です。
 
いっぽうで貯蓄が4000万円以上の高齢者世帯も17.6%あります。
 ⇒このような世帯の資産はもっと社会に還元して欲しいところです。

10_4

------------------------------------------------------
もちろん、日本が高度経済成長期に骨身を惜しまず働いた人たちがいたから現在の日本があるという意見にも共感します。
しかし、現在の日本では、普通に家庭を持つことが難しい状況の人たちもたくさんいます。シニアの方にはそういったことも理解してもらって、若い人たちへの配分を増やす意識も持って欲しいと思います。

<p><p><p><p><p><p><p><p>スライド 15</p></p></p></p></p></p></p></p>

近年は非正規就業者が増えてきましたが、結婚割合が低く、特に男性では正規社員の半分程度となっています。

Photo_4

出典: 小林庸平氏 「世代間格差の現状と課題」資料

<p><p><p><p><p><p><p><p>スライド 15</p></p></p></p></p></p></p></p>
裕福な高齢者の方は、20~30代の生活環境の辛さも理解していただき、若者への支援を考えていただきたいと思います。

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■日本の社会保障支出は高齢者向けが多い

 ・社会保障支出のGDPが全体としても低い
 ・年金、医療、介護の高齢者向けが相対的に多い
 ・若者向けの「家族・教育・労働」への支出が少ない

1

<p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p>スライド 14</p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p>
出典: 小林庸平氏 「世代間格差の現状と課題」資料
<p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p>スライド 15</p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p>

---------------------------------------------------------

下図の家族関係支出のGDP比率をみても,日本は極めて低いことが分かります。
スウェーデンは言うまでもなく、イギリス、フランスのGDP比3%と比べても、日本はわずか0.8%! ・・・・・1/4です。
なお、アメリカも数字上は低いですが、民間団体の寄付や慈善活動で政府支出の少なさを補っているので、日本ほど貧弱ではありません。

「ヒトへの投資」という視点が極めて弱かった結果と言えるでしょう。

1_2

<p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p>スライド 15</p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p>
出典: 厚生労働省 「平成21年 少子化白書」

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<p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p>スライド 15</p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p>
最近、「コンクリートからヒトへ」というメッセージが新政府から出されていますが、21世紀の少子高齢化の時代を生きていくには大切な視点だと思います。
 
皆さんはこれらのデータを見てどう思われますか?

この続きは以下のページをご覧ください。

⇒ 世代間格差の現状と課題 ③


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2009年9月 7日 (月)

B1 世代間格差の現状と課題③

<p><p><p><p><p><p><p><p>スライド 16</p></p></p></p></p></p></p></p>
最後に、若者の政治的影響力について考えたいと思います。
 
 少子高齢化の進展にともない、若年層は数も少なくかつ投票率も低いため、その意見が政治に反映されにくい。

Photo_5

<p><p><p><p><p><p><p><p>スライド 16</p></p></p></p></p></p></p></p>
出典: 小林庸平氏 「世代間格差の現状と課題」資料

------------------------------------------------------------------

<p><p><p><p><p><p><p><p>スライド 16</p></p></p></p></p></p></p></p>
また、下の図のように将来世代のことを今の人間が決めていると考えた時、現在の投票権者の責任は明らかに重い。
この時に投票の過半数を占める高齢者が、今の自分たちのことだけでなく、将来の世代のことを考えて行動できるかが重要となる。

1_3

出典:朝日新聞 2008年12月28日<p><p><p><p><p><p><p><p>スライド 18</p></p></p></p></p></p></p></p>
 

--------------------------------------------

<p><p><p><p><p><p><p><p>スライド 17</p></p></p></p></p></p></p></p> 

若者の投票率アップを高めたり、選挙権年齢を18歳(16歳)に下げることが、若者の意見を政治に反映させるという点で有効である。
また、世代別選挙区制という構想もある。
しかし今後の年齢別人口構成を考えると、数で影響力を持つのは難しいとも言える。

1_4

<p><p><p><p><p><p><p><p>スライド 17</p></p></p></p></p></p></p></p>
<p><p><p><p><p><p><p><p>スライド 17</p></p></p></p></p></p></p></p>
2030年を想定すると、下の図のように、半数は60歳以上となる。
⇒この状態で数で若者の意見を通そうとしたら、
子どもにも選挙権を与えるか、高齢者の選挙権を停止するしかない。

Photo_6

出典: 小林庸平氏 「世代間格差の現状と課題」資料
 
ゆえに、数の論理で若者に優位な政治家、政策を選ぶのではなく、若者も高齢者も双方が納得でき共感できる政策を考え得るかが重要となる。

Photo_7

<p><p><p><p><p><p><p>スライド 14</p></p></p></p></p></p></p>  出典: 小林庸平氏 「世代間格差の現状と課題」資料

「世代間対立」「世代のエゴのぶつかり合いを克服して、持続可能な民主社会を構築する必要があります。

 
そのためには、世代を超えて互いのことを考えられるマインド醸成と場つくりが大切となる。 その基本は教育と、地域コミュニティが担うことになると思われます。

皆さんはどう思われますか?

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2009年8月21日 (金)

B0 「世代格差と福祉制度と財政赤字」

<p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p>スライド 3</p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p>
■テーマの趣旨 
<p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p>スライド 1</p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p>
・多くの国民が将来への不安を感じています。
 その大きな要因である財政赤字と福祉制度、
 そして若者が感じている不公平感、将来への
 ツケ回し・・・これらをマトメて解決する方法を
 考えてみたいと思います。

<p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p>スライド 3</p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p>
■狙い
2009年8月2日にアルカディア市ヶ谷で開催された、
20~30代の政策提言団体BNJ(ブラン・ニュー・ジャパン)
で提案したテーマをさらに堀下げて行きます。

3

4

<p><p><p><p><p><p><p><p><p><p>スライド 3</p></p></p></p></p></p></p></p></p></p>
プレゼン風景とプレゼンタ―

BNJプレゼン時配布資料
⇒⇒⇒ ↓↓↓    

「bnj_20090802a.pdf」をダウンロード

<p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p>スライド 3</p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p>

<p><p><p><p><p><p><p><p>スライド 1</p></p></p></p></p></p></p></p>
■提案の要旨 
 1.世代間格差、社会保障への費用増加、財政赤字、 
  そのいずれもが、日本の将来への大きな課題である。 
  →世代間格差については、対立を強調するよりも、 
 相互理解が大切である。
 
2.社会保障費用は今後増大するが、負担論だけでなく、 
  産業創出、雇用創出という側面でも考えるべきである。 
  →「相互に助け合う精神」が社会保障の基本であり、 
   ”損得ではなく納得することが大切である。
 
3.国債の年間利払いが9.5兆円というのは大いなるムダ。 
  →早期に借金を減らすべきであり、裕福なシニアの金融 
    資産を提供していただきたい。

4.シニアの資産を社会に還元するために「固定資産累進型税制」導入。 
  ⇒固定資産がたくさんあり、かつ所得・金融資産のある人は所得税、
    相続税を応分に払っていただく。   
 (生活に困っているシニアや、農家で所得の少ない人からはいただかない)

5.皆が共感しうる「持続可能社会税」を新設する。 
  ⇒社会企業家、NPOへの投資・出資、さらには環境保全活動等に充てる。

6.社会に活かせ、シニアパワー。 
  ⇒「協生コミュニティ」と「シニアパワーによる地域経済の活性化」で、
    シニアの有形・無形の資産を活かす。  

<p><p><p><p><p>スライド 3</p></p></p></p></p>

 
■検討の深め方  
 ① 世代間格差  
 ② 福祉制度  
 ③ 財政赤字  
 のそれぞれのテーマについて、  
 まず、現状の確認と課題認識を明らかにします  
  
 次にその解決策について議論をして行きます。  
  
 皆さまのご意見をお待ちしております。  
  
 どうぞよろしくお願いいたします。

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2009年8月20日 (木)

B00 [参考] 財政赤字の現状と課題

1.財政赤字の現状と解決策を考えてみましょう

ご存知のとおり、日本の借金は右肩上がりです。

 

Bnj20090801_3

<p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p>スライド 3</p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p> 

<p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p>スライド 3</p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p>

  <p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p>スライド 3</p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p>
<p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p>スライド 3</p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p>●利払いに 9.5兆円を充てるというのは、非効率な支出です。  

<p><p><p><p><p>スライド 4</p></p></p></p></p>
<p><p><p><p>スライド 4</p></p></p></p>
   ⇒最近話題の財源論と同じぐらいの金額が無くなって行きます? 
    ムダだとは思いませんか?

  ⇒普通の家庭だったら、まず支出を切り詰めて借金を返します。  
   まったく同様に 国も借金を減らすべきです。

●利払いの年間9.5兆円は、一日当たり 250億円です。
 
  ⇒お馴染みの国営マンガ喫茶を二つ作れる金額が毎日消えて行きます。 
  おかしいとは思いませんか? 
  
  
 国債の国内保有率は9割以上だから利子は日本国内に落ちる。 
  ゆえにムダになっているわけではないという論理もあります。

 
  ⇒ もちろんその一部は国民に還元されます。 
    しかし、次の問題があります。 
     ① 銀行、損保の取り分が大きい 
     ② 預金者、年金受給者に利息が間接的に配分されるので、 
       逆再配分効果である。
  
    また、将来想定では、2020年には16兆円となる見込みです。 
  ⇒この国債の話は、また別なページで取り上げます

------------------------------------------------------
 
<p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p>スライド 3</p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p>
●GDP比率は170%で先進国で最悪です。 
  財務省HPデータを引用します。

 
② 債務残高の国際比較(対GDP比)のグラフ
<p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p>スライド 4</p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p>

●政府保有の金融資産を除いた「純債務残高」でみれば問題ないという意見も
  かってはありましたが、今はイタリア並の100%に近付きつつあり、
  早急な改善が必要です。
 
  単年度赤字も ▲3%より悪く、現在の財政レベルでは
  EUには加盟できない水準であることをきちんと認識すべきです。

      出典:財務省
HP「日本の財政を考える」
       http://www.mof.go.jp/jouhou/syukei/sy014/sy014d.htm

2

  
※ 純債務残高で債務残高を比較する場合、政府の金融資産の過半は将来の社会保障給付を賄う積立金であり、すぐに取り崩して債務の償還や利払費の財源とすることができないこと等に留意する必要があります。

(出典)「Economic Outlook 83号」(2008年6月 OECD)

(注)債務残高には、政府短期証券などを含む。

(注)数値は一般政府(中央政府、地方政府、社会保障基金を合わせたもの)ベースである。

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今後さらに国債発行が増え、同時に政府の金融資産が減少すれば 
イタリアを上回ることは必定です。
 早急に財政の健全化を図るべきだと思います。
 
  
しかし、世の中には 
「財政赤字は問題ない。」「そもそも国債は返す必要がない。」 
という論調や、 
「3年以内に日本は財政破たんする。」とかいろんな説があります。

  
 そこで、財政赤字に関する皆さんのご意見をお寄せください。 
コメントをお待ちしております。
   ↓   ↓   ↓

   
2030ビジョン 事務局

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<p><p><p><p><p><p><p><p><p><p><p>スライド 4</p></p></p></p></p></p></p></p></p></p></p> 

 

続きを読む "B00 [参考] 財政赤字の現状と課題"

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